Resizable BARの設定について
CPUからビデオカードメモリへのデータ転送量の制限をなくす「Resizable BAR」が最新CPUとチップセットのみの対応と思いきや、ぼくが所有している古いタイプのH370+第9世代core i7でも使えることがわかりました。
なお、ビデオカードの対応とマザーボードの最新BIOSアップデートが必須です。
BIOSアップデートをしたものの、何を設定すれば有効になるのか調べても最新マザーボードの設定しか見つかりませんでしたのでメモを残しておきます。
何もしていない状態では、nVidia設定のヘルプ=>システム情報は下記のとおりNoの状態です。
最新マザーボードでは「Advanced」画面に「PCI Subsystem Settings」があると書かれていましたが、そんなものありませんでした。
まず、UEFI(BIOS)の画面で「Advanced Mode」にして、さらに「Advanced」画面を表示。
ぼくのASUS製H370マザーボードでは「System Ahent(SA) Configuration」を開きます。
「Above 4G Decoding」をDisabledからEnabledにすると「Re-Size BAR Suppoet」の項目が出てきますので、DisabledからAutoに変更します。
設定を格納後にPCを再起動。再度nVidia設定を確認。
ちゃんとYesになっていますね。
iRayのレンダリングでDaz3Dでも恩恵を受けられるか試しましたが簡単な扉絵だからなのか誤差範囲でした。もっと複雑なもので今後試してみます。プラシーボ効果でなんか速くなってない?っていうのが幸せかもね^^
2021.06.04追記
まったく気が付かなかったのですが、上記の方法以外にEFI(BIOS)のトップ画面の右上に設定が追加されており、マウスでクリックして設定できます。
自作PC派なのに知識はド素人クラスなので、Resizable Barなるものも「そういえば少し前にネットニュースで見たかな」程度の認識でした。記事を拝見して少々興味は出てきましたが、動作に不具合のない現状ではやはりBiosいじるのは怖いかな…まあ、メインPCはほぼスカイリムSE専用機だし、ビデオカードがRTX3070だとそっちのBiosも要アップデートでしょうから、とりあえず先送りにするチキン野郎でした。
侍じゃいあんつさん、いつもコメントありがとうございます。RTX3070使ってるんですか?スゴい!今グラボが高騰してるのでうらやましいです。今のところ恩恵を受けているように感じられないので、さわらない方がいいようです^^